17歳の風景 少年は何を見たのか

17歳の風景 少年は何を見たのか

2005年/35mm/90分

出演:柄本佑 針生一郎 関えつ子 小林かおり
井端珠里 不破万作 田中要次 鳥山昌克 丸山厚人

監督:若松孝二
プロデューサー:志摩敏樹 脚本:山田孝之・出口出・志摩敏樹 撮影:辻智彦
編集:板部浩章 音楽:友川かずき ラインプロデューサー:大日方教史
照明:大久保礼司 録音:川嶋一義 助監督:白石和彌
製作・配給:シマフィルム株式会社

★第17回東京国際映画祭Riff出品

母親を殺害した少年は、己の過ちから身を引き剥がすようにして、ひたすら自転車で北へと向かった。独自のモチーフと手法が際立つ作品として、あまたある若松監督作品の中でも今なお異彩を放ち続ける一本。撮影当時17歳だった柄本佑の熱演、友川カズキの衝撃的な楽曲の鼓動が、移ろいゆく日本の原風景に反響する。若松監督はこの作品を経て、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『キャタピラー』の制作に突入してゆく。

関連作品
『67歳の風景 若松孝二は何を見たのか』