『どこへ出しても恥かしい人』完成、公開決定!
『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』(遠藤ミチロウ監督)
に続くシマフィルムドキュメンタリー映画第2弾
『どこへ出しても恥かしい人』
2020年2月1日(土)より新宿ケイズシネマにて公開決定!
以降、全国劇場巡回予定。
2019年/日本/DCP/5.1ch/64分
出 演
友川カズキ
石塚俊明 永畑雅人
及位鋭門 及位然斗 及位玲何
大関直樹 安部俊彦 林秀宣 六兵衛鮨 本橋さん 菊池豊 木村さん まりえさん
製作・配給:シマフィルム株式会社
監督:佐々木育野
撮影:高木風太 録音:松野泉 車輛:西村立志
編集:宮本杜朗 松野泉 佐々木育野
プロデューサー:酒井力 田中誠一 製作:志摩敏樹
途方に暮れながら、生きる。
これは友川カズキのある夏の日常の記録である。
友川はミュージシャン、画家、詩人として、知る人ぞ知る存在でありながら
40年以上にわたって作品を発表し続けてきた。
一部では高く評価されながらも、広く大衆に受け入れられることはなく、
川崎の小さなアパートで今も粛々と暮らしている。
20年来、どっぷりハマっているのが競輪だ。
本人は「競輪が病気なら、生涯、治らないでほしい」と豪語する。
基本的に大穴狙いで、競輪仲間には滅多に当たらないとも言われている。
それでも、今日もまた、
一日の大半の時間を競輪場に出向くか、あるいは家でのレース予想に割いている。
そして、時々ライブ。
その熱量は、車券を握りしめ競輪場の観覧席で叫ぶ姿と、
どこか似ているようでもある。
2010年の夏の記録が2020年に呼び覚まされる。
いつの時も変わらない友川の姿がそこにある。